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赤い鴉

第3章 rain

「僕の孔にセンパイのぺニスをぶちこんでください!!」
やけくそ気味に叫ぶタケル。岸田はニヤリと笑っていきり立ったぺニスを根元一気にぶちこんだ。
「あっああっ…そ、そんないきなり…あん…やっ…まっ…ひっ…」
タケルの目から涙が零れる。岸田はタケルの腰を掴んで容赦なく前立腺を抉る。刺青もねっとり舐め上げられる。
「あっ…ん…」
タケルの腰が浮き上がりナカの岸田を擦り上げる。タケルの口からはこれまで押し込めていた声が溢れ出す。
「あっ…ん、あ…はぁん…くっ…ダメッ…俺…も、もう…」
「あぁ…イッて良いぜ、オレもそろそろ…うっ!!」
「あぁ!!」
タケルは塞き止められた欲を思いっきり放つ。欲を放った際ナカの岸田を締め付ける、岸田は堪らずタケルのナカに欲を放った。
結局快感に負けたタケルは岸田が満足するまで躰を貪られた。最後には岸田を自分から求め腰を振り続けた。



「綾瀬くん、みんなで一緒にカラオケ行くんだけど綾瀬くんも行かない?」
「あ?」
クラスの女子が帰り支度をしているタケルをカラオケに誘う。正直歌うことが好きではないタケルは誘いを断ろうとした。
「良いぞ」
「きゃ!!やったー!!!」
「なぜテメェが答える」
断ろうとすると急に出てきた雄大が勝手に答えた、女は黄色い声を上げてカラオケに行くメンバーの元に戻って行った。
「良いじゃないか、ほら綾瀬が行くと訊いてみんな喜んでるぞ」
「雄大が答えたからだろう」
クラスのヒエルキーの最上位に属する雄大は基本誰にでも優しく接するタイプだ、顔も学年1広く話したこともないと云う人は少数だろう。タケルは厄介な奴に目を付けられたと嘆息する。



「あ~無駄に疲れた上に恥かいた」
無理やり連れて行かれただけではなく歌も歌わされゲンナリするタケル、これも隣でパフェを食ってる男のせいだ。
「雄大のせいで散々な目に遭ったからカラオケ代は雄大が払えよ」
「タケルの歌、すごく上手だったぞ」
雄大の世辞にタケルは顔をしかめた。
「上手かった?みんな悲鳴が上がってたけど?」
「上げてたのは歓声だから」
やれやれ…相変わらずの無自覚っぷりを発揮するタケルに呆れる雄大。

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