
赤い鴉
第4章 sunny
迅は急に指をタケルの後腔に挿れた。急に増えた指にタケルの口から掠れた声が漏れた。
「どこが良いんだ?」
タケルの指が引き抜かれた代わり迅の指がもう1本増えた。
「も、もう少し上…あっ!!」
迅の指がタケルの前立腺に触れる。タケルは躰を仰け反らせる。
「ここが気持ち良いのか?」
前立腺を突くたび柔らかい肉壁がキュウキュウと迅の指を締め付ける。
「あっ…んんっ…あっあっ…んッんッ…はぁ…まっ…あぁッ…待って」
「なんで?こんなに気持ち良さそうなのに?」
「やっ…これ以上…やったらイっちゃう」
タケルは迅の腕を掴み指を抜く。
「次はどうするんだ?」
「次は…」
タケルはごくりっと息を飲んで迅の中心部分を見た。
「じ、迅…本当に良いのか?」
タケルは今さら男に抱かれることに忌避感はない。だが迅は違う…まだ迅は引き返せる。
「あぁ…僕はタケルと繋がりたい」
「で、でも今なら引き返せるし、俺より綺麗な人を選んだほうが」
「ちゃんと選んだよ、その上で僕はタケルが良い…例えここでやめても僕はタケル以外の人と躰を繋げる気はないよ、絶対にね」
迅はこれまでタケルを抱いてきた男達とは違う、今までタケルを無理矢理抱いてきた男達はタケルを性欲処理の道具としてしか見てなかった、だからタケルがどんなに嫌がってもやめてはくれない。でも迅は違う、タケルのことを本気で好きな迅はタケルは拒否すればやめてくれるだろう。拒否しても暴力に訴えないし、代わりを探したりもしない。
「タケル…怖いなら無理するなよ」
だからこそこうやって常に気遣ってくれる。
「大丈夫…」
「タケルはいつも大丈夫って云うよな…辛かったらやめても良いんだぞ」
「本当に大丈夫だって、それに」
「それに?」
「お、俺だって好きな人と…繋がりたい」
恥ずかしいと思いつつも自分の気持ちを迅に伝えるタケル。迅はそんなタケルをいとおしく思う。
(あんな不幸な事件さえなければタケルはみんなから愛されるようなヤツになっていたんだろうな)
「どこが良いんだ?」
タケルの指が引き抜かれた代わり迅の指がもう1本増えた。
「も、もう少し上…あっ!!」
迅の指がタケルの前立腺に触れる。タケルは躰を仰け反らせる。
「ここが気持ち良いのか?」
前立腺を突くたび柔らかい肉壁がキュウキュウと迅の指を締め付ける。
「あっ…んんっ…あっあっ…んッんッ…はぁ…まっ…あぁッ…待って」
「なんで?こんなに気持ち良さそうなのに?」
「やっ…これ以上…やったらイっちゃう」
タケルは迅の腕を掴み指を抜く。
「次はどうするんだ?」
「次は…」
タケルはごくりっと息を飲んで迅の中心部分を見た。
「じ、迅…本当に良いのか?」
タケルは今さら男に抱かれることに忌避感はない。だが迅は違う…まだ迅は引き返せる。
「あぁ…僕はタケルと繋がりたい」
「で、でも今なら引き返せるし、俺より綺麗な人を選んだほうが」
「ちゃんと選んだよ、その上で僕はタケルが良い…例えここでやめても僕はタケル以外の人と躰を繋げる気はないよ、絶対にね」
迅はこれまでタケルを抱いてきた男達とは違う、今までタケルを無理矢理抱いてきた男達はタケルを性欲処理の道具としてしか見てなかった、だからタケルがどんなに嫌がってもやめてはくれない。でも迅は違う、タケルのことを本気で好きな迅はタケルは拒否すればやめてくれるだろう。拒否しても暴力に訴えないし、代わりを探したりもしない。
「タケル…怖いなら無理するなよ」
だからこそこうやって常に気遣ってくれる。
「大丈夫…」
「タケルはいつも大丈夫って云うよな…辛かったらやめても良いんだぞ」
「本当に大丈夫だって、それに」
「それに?」
「お、俺だって好きな人と…繋がりたい」
恥ずかしいと思いつつも自分の気持ちを迅に伝えるタケル。迅はそんなタケルをいとおしく思う。
(あんな不幸な事件さえなければタケルはみんなから愛されるようなヤツになっていたんだろうな)
