露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第6章 禁じられた遊び☆そして永遠へ
バシッ・・!!!!!!
「痛っ・・!!!」
お母さんは私の頬を平手打ちした。
私はその勢いで地面に吸い込まれ、階段に頭をうちつけた。
「ふざけんじゃないわよ!? 男なんかと遊んで!!もし間違いがあったら子供のあんたに責任とれるのかよ!!!」
お母さんは家が揺れるほどの勢いで怒鳴った。
「ぐずっ・・」
私はうちつけた頭をおさえながら半泣きで立ち上がる。
頭の痛みが脳みそに届く前に、私はお母さんへの強い反発が沸き立ってきた。
歯軋りしながら私はお母さんを睨みつける。
「うるさいっ!!じゃあ何!? お母さんだっていつも男の人と遊んでるじゃん!? それはいいっていうの!!?」
これほど私がお母さんに反抗したこと今まで一度もなかっただろう。
怒りに満ちたお母さんも一瞬私の思いがけない反抗にギョッとしていた。
「いつも私のことは放置して!!夕飯も一緒に食べてくれないで!!なのになんでお母さんは私の人生に口だすの!!? なんで自由に遊ばせてくれないの!!?」
私は畳み掛けるように言った。
これまで溜め込んでいた不満を全てぶちこんでやったのだ。
「・・・っ!!」
お母さんは私から目を背けたまま黙ってしまった。
私の反抗と本音によほどショックを受けたのだろう。
「もういい、もう私に話しかけないで…!」
「あ、葵!!?」
私が部屋に行くとお母さんはその場にしぼんだ風船のように座り込んでしまった。