露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第6章 禁じられた遊び☆そして永遠へ
翌日。
起きた時には午前11時過ぎだった。
ブブー、ブブ!
携帯には何人かの友達から心配のメールが届いていた。
「・・もしもし咲、ごめん、今日は…」
とても学校に行く気がしなかった私は、咲に風邪で欠席することを伝えた。
「・・うん、分かった。葵、何か悩みがあるなら、私に相談してよ。私は葵の親友なんだから」
「・・・・」
電話を切ると、私はまたベッドに横になり目を閉じた。
沖田君に会うために、そして、つまらない現実から例のゲームに逃げ込むために、夜になるのをひたすら待つことにしたのである。