露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第6章 禁じられた遊び☆そして永遠へ
私は階段を下りて玄関に向かった。
「・・あっ」
リビングにはお母さんが酒瓶に埋もれて机に伏せている。
「・・・」
私はその隙にシャワーを浴びて着替えをした。
昨日から同じ格好でいたからである。
「・・お母さん」
私は行き際にお母さんが眠っているリビングにはいった。
お母さんの顔は真っ赤で、どうやら仕事にもいかずに一日中飲んでいたようである。
(そんなに、昨日のことがショックだったのか・・)
私はお母さんに毛布をかけた。
夏とはいえ、このままでは風邪をひいてしまうと思ったからである。
「・・ごめんなさい。本当は大好きだから」
私はなんとなくそんな言葉を残して家を出た。
今日は雲一つない綺麗な満月で、夜なのに町中が神秘的な光で明るかった。