露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第3章 加速する変態ゲーム☆小さい子の前で◯◯◯❗
そんなことをボーと考えていた私は、けっこうな勢いで誰かにぶつかってしまった。
(この声って・・)
180cm近いぶつかった人の身長のてっぺんにある顔を、たった155cmのチビな(?)私が見上げると、
「くそっ…」
そこにはあのどS王子、、沖田恭也君の苛立った顔があった。
「ご、ごめんなさい…」
私はおそるおそる沖田君に謝った。
「ちっ、気をつけろよ!委員長」
沖田君はそれだけ言うと、私に目もくれずに歩いていってしまった。
「なによ、あいつ、相変わらず態度悪!」
咲は不満そうにベロを出した。
「・・・・」
そう、夜はさんざん変態ゲームで私にあんなことをさせているのに、沖田君は昼間に学校であっても口一つ聞いてくれないのだ。
ていうか他人行儀だ!
(前に仲良くなりすぎるとゲームがつまらなくなるから、とか言ってたけど、もう少し仲良くしてくれてもいいのに)
実を言えば、私は変態ゲームが始まる前から沖田君のことが少し気になっていた。
べ、別に付き合いたいとか、友達になりたいとか言う訳じゃないけど←
けど、こんな形じゃなくて、もっとロマンチックっていうか、普通な感じで話ししたかったな…とは、思ったりもする。