露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第3章 加速する変態ゲーム☆小さい子の前で◯◯◯❗
「はぁ、はぁ、はぁ…」
永遠に続くと思われた羞恥心の果てに、ようやく私はバイブの振動から解放された。
「大丈夫? 葵、保健室行く?」
咲は心配そうに私に尋ねた。
「だ、大丈夫だから!心配しないで」
どうやら咲にはばれてないようだ。
同時に私は心配そうな親友に申し訳なく思った。
「おい、俺の体操着ないんだけど!?」
すぐ近くの廊下から沖田君の怒鳴り声が聞こえてくる。
「ははっ、沖田、おまえのファンの子に盗られたんじゃね?」
「はっ? ふざけんな!」
「てか普通に考えておまえのこと嫌いな男子の嫌がらせだろ(笑)」
「おまえ恨まれまくってるからな(笑)」
沖田君とその取り巻きはいつものように楽しげで、しかも学年1大きな声で会話する。
「ちっ、ふざけんな!そんなやつがいたら誰だろうとぶっ殺してやる❗」
沖田君はそう言うと一瞬だけ私の方を見た気がした。
「な、なに…?」
私にまた嫌な予感がした。