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幸い、彼らは私の隠れている場所には気がついていないようだ。


「おい！こんなのあったぞ！」


あっ、それ私の下着。


金髪の蓮は私の下着を面白がって振り回した。


急いで隠れたから置いてきてしまったのだ。


「ほんとだ。てかキャラものって・・子供なのかな？」


「ははっ、戦利品だ、持ち帰ろう～」


蓮は下着をポケットに入れる。


「おい、それはまずいって」


日向は蓮を制止した。


「あ？ 別にいいだろ？」


蓮は悪びれる様子もない。


「あっ、そうだ！おーい！これ返してほしかったら出てこいよ露出狂！ 俺と一発やろうぜ♪」


「ちょ、止せよ…」


どうやら蓮はひどく酔っぱらっているようだ。


（とにかくトイレにある制服だけ回収してはやく逃げないと・・）


もし女子トイレの制服が見つかってしまったら、私の学校と、ポケットにある生徒手帳から名前までばれてしまう。


それだけは避けないと・・


もしそれがばれたら学校に通報されて二度と変態ゲームができなくなる。


そんなの絶対に嫌だ！