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『・・・っく…ひっ…く…ぅ…っ…く』




『アイルちゃん・・・

よく・・・よぉく、わかったよ♪

だから、ほら・・・もう泣かないで？』




『・・・～っ…』





『でもね♪…ボクは

それだけは・・・ちがうと思うんだ』





『・・・っく…』





『自分の家族が・・・さ

自分の…子どもや…兄弟…妹みたいに

可愛がってる子が・・・病気や

事故や…ケガしたりして

辛い気持ちになるのは当然じゃないかな？』





『・・・』





『出来れば…早く治してあげたいし？

出来れば…代わってあげたいと思うし？』





『・・・』





『自分の・・・∥大切な人∥が

辛い状況に立たされた事が…悲しくて

理不尽で・・・悔しくて

怒りに変えてしまわなきゃならないくらい

動揺してしまったりとかさ

それは・・・当たり前なんじゃないかな♪』




『・・・』




『そして、それは・・・キミが

みんなに申し訳なく思うことでもない

ボクは・・・そう思うんだけどな♪』





『・・・。・・・』






『・・・∥みんな∥は…

キミの事が大好きで大切だから

みんなが願うのは、キミが元気になって

戻ってくることだけだと思うけどな？』




『・・・』





『とにかくキミが無事なら…って

アイルちゃんが∥戻ってくるのを∥

ただ、待っている・・・人もいる…と

それだけだと…思うんだけどな♪』





『・・・そう・・・かなぁ』





『ｸｽｸｽ・・・そう思うよ♪』