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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第18章 弟の・・・覚悟

リョウキは…ソファに腰かけると

膝を立てて頬杖をついて

何て言うか…悟ったような顔をして

微笑んでいた





『ま・・・17って…ちょっと~

さすがに…相当キッツいけどな・・・~(苦笑)』




ヤケクソを言ってるのでは…ない



リョウキはひたすら

遠くを見ながら…頭で何かを描いていた





『なぁ・・・リョウキ?』




『ん?・・・いいんじゃねぇの?…

そういう人生ってのも…もしかして

考えようによったらさ・・・

得した気分かもしれないじゃん?』





『・・・』





『あ~…それは…言い過ぎか(苦笑)

アイルはケガしてるしな?』





『・・・』



コイツ・・・一体どこに


そういうパワーが・・・宿っているのだろう。




一見、やけっぱちに

バカな事を言ってるのかとさえ思えた




そんなリョウキの

逆境を・・・跳ね返すかのような

思いもよらない決断。




それが…正しいか否かは別として




少なくともボクには出来ない決断




ボクには・・・絶対に

浮かびもしない考え



仮に浮かんだとして

挑もうとさえ…思えない選択だ。

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