無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『ふふっ・・・よかった

お兄さんが∥大丈夫∥って言うと

なんか大丈夫だから…って

・・・リョウキも』





『ｸｽ・・・((笑))』





『・・・リョウキも

そう、言ってたから・・・

～～～・・・』




アイルちゃんはモジモジっと

少し赤面して、何かを振り返るように

下を向く





『・・・ふふ

どれどれ？泣き虫の～？

アイルン２世～・・・♪ニィニィのとこに

…よっ…と・・・～おいで♪』




ボクは母親と交代するように

姪っ子を抱き上げた





『ぉ♪…さすがにちょっと

重たくなったね～♪…ふふふ

こんなに重たいのに～…ふたりもさ

妹チャン♪…この子たちをよく…

頑張って育ててるじゃない・・・♪

∥立派∥だよ・・・すごく』




『・・・ぁ…ぅ』





『ふふふ・・・♪

キミたちは【泣くのが仕事】だもんね？

おりこうに育ってる証拠だね』




『・・・おにいさん』




『ぉ♪…笑った笑った～…よしよし』




『おにいさん・・・ぁの

アイキ…ちょっとだけ、お願いします』





『・・・～♪ん？・・・うん』





『私・・・やっぱりリョウキに

謝ってくる・・・～』




アイルちゃんはケータイを片手に

そっと立ち上がった





『・・・ふふ♪…妹チャン？

ちょいちょい・・・～』




ボクはそれを一瞬引き止めて

アイルちゃんにあるものを手渡す




ｼﾞｬﾗ・・・




『ぇ・・・？』