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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第20章 あの夏の・・・約束

『日常の動きで、困ったり

引きつれて動きにくくなるとか

そういう事はありませんか?』





『はい・・・』






『他に気になるとか・・・

心配なことはありませんか?』





『グスっ…いえ、もう

本当に…十分で・・・っく

こんな日が来るなんて・・・先生

私・・・夢みたいなんです』






『よく、頑張りましたね・・・

今後も、もしなにかあれば

遠慮なく、いつでもいらして下さい♪』





『先生・・・本当に、これまで

ありがとうございました』




患者が涙を拭って

ボクに一礼した、まさにその時





「あ~・・・こらこら?!」


「あぁ…ちょっと待って??」




『・・・?』



廊下にいるであろう看護師の声と共に

何やら扉の向こうが騒がしい?




ガララっ・・・








『ま~~まぁ~~・・・っ!!』






診察室の扉が勢い良く開いて・・・






・・・おっと?




『・・・・・・(笑)・・・?…♪』

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