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私の上に乗った男達はダメンズだらけで

第1章 10代ダメンズ

それから電話で全部を知った私は彼に電話した。
夜の11時から2時間後に彼から電話があった。


会社の電話からかけてきていた。


「楓、ゴメン!仕事で今会社に……「もう疲れた……。私、もう別れたい」」



言ってしまった。
だけどこれで良かった。



少しの沈黙があり彼から


「あいつに聞いたのか?」



あんたにシンジ君をあいつ呼ばわりされたくない!あんたの方が最低じゃないの?



「嘘を重ねたって何もないよ……。」



「俺の話を信じるかあいつの話を信じるか「もういいって……。私にカンパしてとか未成年にたかってまで不倫する気?お金の事とかもう別にいいし別れて!」」



怒りのあまりに私の声で親が起きてしまった。



「ちょっと電話貸しなさい」



親が初めて私の事で首を突っ込んできた。



「この子にカンパとか不倫とか止めてもらえる?自分のやってる事わかってるの?未成年騙して不倫して出る所出て話しましょうか?」



10分ほど親と話して電話が返ってきた。
この10分ほどで私も別れの決心がついた。
私、彼にたぶらかされてただけ、彼の家で不倫がばれたら私が慰謝料を請求される。それだけじゃない。私、未成年だから彼は警察沙汰になってしまう。
そう…………親の話が最も正しかった。




「早く寝なさい」



一言だけ私に言って親は部屋に戻った。

電話番号、消そう!と思ったけど私、未練じゃなく逆に怒りと復讐だけが芽生えた。



絶対に許さない!
近いうちにシンジ君と会って話しよう。

シンジ君、心配してたからメールだけ送って寝よう。






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