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ねぇもう嫌・・・

第11章 検査③




「大丈夫、大丈夫。」



先生に背中をさすられて、底に眠らせていた強い想いが途端に漏れ出した。



私は、この気持ちを、どうしたらいい…?



何も言えないどころか、言う権利も与えられず、先生は静かに優しく私をなだめるだけだった。



そしてその時間も長くは続かなかった。



「頑張ろう?僕も近くで応援するから。」



そう言われても、腰のくびれ部分を触られて、決して遅くない速さで脱がされてしまえば、私に届くことなんかない。



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