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結局その先生のお陰で、柊先生の診察室まで来ることが出来た。




中身がアレなのに袋も持ってくれた。




「此処でいいかな？」




「(ｺｸｯ)」




「うんっ。じゃあ今柊先生呼んでくるから、此処で待てる？」




何度も頷いた後、その先生が小走りで奥の方から回って話をしてくれ、無事診察室に入ることが出来た。