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ねぇもう嫌・・・

第16章 出会いは必然か



『大丈夫ですか?』




真っ白な白衣を纏い、聴診器を首に掲げているその姿は、まさに病院から駆けつけてきたのをアピールしている様。




見上げるや否や、私は咄嗟に下を向いた。




「っ」




『ん?』




「柊先生、私(ワタクシ)少し抜けますので…すみませんが宜しくお願いします〜」




『あ、了解です。』




ドアの開閉の音がして保健の先生が出ていった。




ベッドは全てカーテンが開けられている。




この部屋にいる生徒は私だけみたいだ。




もうヤダ…



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