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ねぇもう嫌・・・

第17章 3人目の先生



「あっ、腕は軽い捻挫ですよ。」




『いやそこじゃなくて……ココ。』




私は俯いていたから、佐藤先生が指さした所は分からなかった。




『怪しい感じするよね。…』




「ん〜…」




先生は唸りながら、柊先生から聞いたらしいその体育での出来事を、そっくりそのまま佐藤先生に伝えた。




『う~ん…本当に痛い所ない?触診しても良いかな?』




頷かなくともそれは始まった…




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