
ねぇもう嫌・・・
第20章 入院
その後すぐにエコーに移った。
「いいよ、終わり。」
佐藤先生が手を洗いにその場から離れたと同時に、すぐに足を閉じた。
佐藤先生が目を離してる間に、乱れた呼吸を少しずつ整えていく。
「はい。」
佐藤先生に差し出された両手を掴んで起き上がる。
そのままショーツを上げようとしたけど、突然佐藤先生に止められた。
「っ?」
佐藤先生はドクターチェアを持ってきて座ると、私の太ももに両手を置いた。
「っ…」
早く隠したくて動こうとしたけど
「ひなちゃん」
それさえも止められた。
