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ねぇもう嫌・・・

第21章 検査④



『よし、じゃ俺は診察に戻るから。』




その言葉で、何をされるかが一瞬で分かった。




検査だ。




検査だ…。




「やだぁ…っ…!」




慌てて柊先生の白衣を掴むも、虚しく離された。




よくわかんない機械が入ってきて、不安で仕方がない…。




『心エコーやってもらって。




終わったらエコーの画像貰って夜にまた診るから。』




"時間短縮だ" と言わんばかりの表情。




そもそも、しんエコーって何…。




「っ…」




『あ、多少暴れるかもしれませんが…はい、宜しくお願いします。』




柊先生が私に背を向け、部屋に入ってきた医師にお辞儀をした。




「こんにちはひなちゃん。神木です。宜しくね」




『ちゃんと言う事聞きなよ。』




柊先生が部屋を出ていき、代わりに神木という緑色の手術着みたいなのを着てる先生が入ってきた。




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