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ねぇもう嫌・・・

第6章 多目的室



あっけなく看護師に下着を脱がされた。


しゃがみ込む私の耳に、先生の包み込むような言葉が届く。


「嫌なことも分かるんだけど、陽菜ちゃんにとってとても大切なことなんだ。」


先生の言葉に大粒の涙が溢れた。


「っ…」


また先生は続けた。


「陽菜ちゃんが前に進むための大事な一歩だから、頑張ろう。」




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