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ねぇもう嫌・・・

第22章 時に神を憎むほどの出来事が襲っても…



『ごめんな…今まで勝手に疼かせて、そのまま放置して。




今日の心エコーも含めて、




今まで君を発情させてきたこと、




まとめてちゃんと解消してあげる。』




黒のワイシャツをまとった上半身。




その袖を捲ると、柊先生が私のズボンに手を伸ばした。




『もう君の所感は聞かない。』




そう言って柊先生が私を一気に下半身裸にさせた。





「ッ…」




突然暴露された未知の事実よりも、




柊先生の白衣を纏った白い手ではなく、




黒いワイシャツを纏った手で脱がされたことの興奮の方が上回った。




『っ。




ホンっト、エロい足…。』




柊先生の左手が私の太ももをスーッとなぞる。




「んッッ…いやぁッ」




くすぐったくて慌てて仰け反ってしまう。




柊先生の左手を両手で掴みながら、目を瞑って視界を塞いだ。





『っ。感度良すぎ。




…俺の手で触られて、身体がぴくっと震えて…




っ。』




柊先生が私の太ももを擦りながらクスッと笑う。




その吐息が耳にかかって、また身体が痙攣を起こしたように激しく震えた。





『…ねぇ。




もっと気持ちいいことをしたら、




君はどうなっちゃうんだろうね。』




柊先生が耳元で囁く。




『…もう耳が真っ赤。




もしかして、照れてる…?』




「っ…」




目を瞑ったまま柊先生から顔を背けた。




『トップの俺の権限で、この部屋には決して誰も入ることが出来ないように設定済み。




もちろんナースコールを押しても無駄だ。




俺の本気、分かってくれた?』




そう言い終わると、柊先生がベッドに乗っかった。




そして、私の股を大きく広げる。



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