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ねぇもう嫌・・・

第22章 時に神を憎むほどの出来事が襲っても…



「あっ、ごめんね。起きてた?」




そう言いながらも、タオルで体を拭く手は止めない。




目を開けて目の前を見つめた。




「…」




それから暫く。




「…ありがとう。良く頑張ったね。おやすみ。」




神木先生はそう言って、最後に病衣を整えて布団をかけてくれた。




静かな扉の開閉音。




ようやく病室で1人。




しばらく起きていたけど、いつのまにか深い眠りに落ちていた。




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