
ねぇもう嫌・・・
第22章 時に神を憎むほどの出来事が襲っても…
「やっ…っ。」
腰の紐に柊先生の手が掛かると、慌てて拒んだ。
『言うこと聞いて。』
そう言って柊先生が、私の両足をバッと自分の元へ引き寄せた。
「ッ」
一気に体勢が崩れて、視線も天井へと向いた。
紐が解け、すぅっと抜けていく下着。
熱い涙がこめかみに伝わり、また耳の穴にふっと垂れた。
「ぅ…」
瞬間、脳が頭蓋骨の中で最大限に揺れる感触。
全てを柊先生に任したその身体は、先生の思い通りに簡単に足を開かされた。
花園を強く開いて、冷たい消毒液をたっぷり含んだガーゼがソコを拭う。
「ッ…」
慌てたように腰が下に反るのは、正常な反応じゃないことを、私はわかっている。
ソコを他の手で開いたまま、ゆっくりと管が入ってゆく。
「……」
その間、目を瞑り横を向いて耐えていた。
