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ねぇもう嫌・・・

第22章 時に神を憎むほどの出来事が襲っても…




それが終わると、ほんの少し手こずりながら服を着た。




『朝から君はほんとよく泣くね。』




備え付けのティッシュを手に取り、柊先生が涙を拭ってくれた。




"大丈夫?"




と静かな一言。




『こっち向いて。』




ベッドの向きに合わせて正面を向いていた私は、突然柊先生に右を向くように言われた。




ポンポンとベッドを叩かれ、言われた通りに向く。




私はベッドに座り、柊先生は椅子に座ってこっちを見ている。




「…?」




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