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ねぇもう嫌・・・

第22章 時に神を憎むほどの出来事が襲っても…




「っはぁ…っ……んっ…はぁっ」




またあの時みたいに急に苦しくなってきて、咄嗟に病衣の胸元を掴んだ。




どきゅん どきゅん




と、波打つように激しい痛みに襲われて。




その痛みで頭もぼんやりしてくる。




「…っ…んっ……っ…」




背中を曲げて、体を丸くさせる。




"やばいやばい" ってそれだけが頭の中をめぐって




気づけばナースコールを押していた。




柊先生の姿が脳裏にチラつくのはなんで…っ。



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