
ねぇもう嫌・・・
第22章 時に神を憎むほどの出来事が襲っても…
何をするんだろう。
また病室で一人ぼっち。
再発しそう。そんな予感がする。
この胸のドキドキは一体…。
柊先生の "頑張れ" だとか "耐えろ" だとか、
そういう小さな言葉がたとえ優しいものでなくとも、
自分を見てくれることがどこか嬉しくて
つい顔を思い浮かべてしまう。
その内昼食が運ばれてきて
それを食べながらそんなことを考えてた。
食べ終わると、スマホで音楽を流しながら
白いメモ用紙にその思いを綴った。
グダグダでまとまりのない文章しか書けない癖に
何とかこの想いを言葉にしてどこかに書き留めておきたくて
ぷくぷくと単語が湧いてくると、その都度ペンを動かした。
