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ねぇもう嫌・・・

第23章 夢のようで 涙はきっと現実






「どう?調子は。」




先生はベッドに顔だけ乗っけて、話し始めた。




「…」




それに合わせて足を少しずらし、先生のスペースを作る。




「柊から一通り聞いたんだけど…、悩みなら聞くよ?」





「どうしたの。僕が来たから調子悪い?」




先生の言葉が私の頭の中で何度もこだまする。




申し訳なさを感じてながらも、言葉が喉元で突っかかる。




ごめん、先生…。

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