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ねぇもう嫌・・・

第23章 夢のようで 涙はきっと現実




それから何分が経過しただろう。




また同じように佐藤先生が私の所に来た。




『どう?』




それはどういう意味?




何をする気?




「…っ」




顔だけ寝返りを打って、背いた。




『一旦管取るね。』




そう言って佐藤先生が足元に回った。




それだけで緊張してきて、体が強ばる。




『ゼリー付けるからね。』




プラスチックの丸い筒状の容器の蓋をカラカラと回す音が聞こえてきた。




「んっ…」




それは突然で、一気に敏感になる身体はもう抑えられない。




撫でるように佐藤先生の手が動く。


「ふ……ぅ…っ」




歯を噛み締める力が強くなる。




目が細くなって、そのうち目が閉じた。




腰が浮きそうになる。




もう嫌、意識を失いたい……









突然先生が私の手を掴んだ。




こんなことに必死に耐えてるなんて、恥ずかしくてたまらない…




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