テキストサイズ

ねぇもう嫌・・・

第24章 繋いだ手を離さなければ



柊先生が管の準備をし終わると、腰元のリボンに手をかけた。


2本あるうちの1本を引っ張れば、もう露わになってしまう


1秒の時間稼ぎにもならないのに…

お願い、ミスして…



だけど、難しいグローバルなオペをもこなす柊先生が、そんな些細なことでミスを犯すはずがない。



それはひらりと解け、左右に開かれた。



「…っ」


病衣の中の暖が、外の空気と混ざり合う。



『パンツも取るね』



「っ…」


"嫌" と声を出す前に膝下まで下げられてしまった


先生も居るのに…、無理、恥ずかしすぎる、、



ストーリーメニュー

TOPTOPへ