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ねぇもう嫌・・・

第7章 検査②



もどかしい気持ちは検査室に入るまで続き


検査室に入るとそれが恐怖心に代わった。


既に準備は万端なのか、先程の看護師が一人いるだけだった。


そこに寝てね。と言われ素直に従う。


左腕を伸ばし、私の足が左右に開かされる。


針の鋭い痛みで足が閉じかけたけれど、先生により抑制された。


「じゃあ始めるよ。陽菜ちゃん、リラックスだよ。大丈夫。」


そう先生は優しい声で私を宥めた。



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