プリキュアアラモード♡和と優しさを
第3章 和と優しさを
「本当は戦いたくなんかないんだよね。ただ、寂しいだけだよね。パフェが崩れてしまって、辛かったんだよね。確かに崩れやすいスイーツではあるの。だけど、その分、新しく再構築しやすいスイーツでもあるんだよ。壊れたって失敗したって、何度でもやり直せばいい。スイーツは作り直せばいい。友達は失敗したら、ごめんなさいで仲直りっ! だよ。大丈夫、みらんさんは黒く染まってなんていない。私達がいるから一人じゃない」
ああ、どうして私より年下のはずのこの子が私の気持ちを分かるんだろう。 胸の中の黒が晴れていく。その瞬間、吹き出る、黒い塊。出てきたのは、なんとも言えぬ黒い怪物。
「チッ……しくじったか。まぁいい。いけ!」
「がおーっ!!」
私の手元にコンパクトが降ってきた。開くとそこにはフェレットのマスコット。
「まさか……!」
「6人目のプリキュアペコ!」
「みらんさん!」
「大丈夫、なぜだか分からないけど、私がやらなきゃいけないことは分かるから。私が生んだ敵は私が倒す!」
瞬きをして、深呼吸をする。そして--。
ああ、どうして私より年下のはずのこの子が私の気持ちを分かるんだろう。 胸の中の黒が晴れていく。その瞬間、吹き出る、黒い塊。出てきたのは、なんとも言えぬ黒い怪物。
「チッ……しくじったか。まぁいい。いけ!」
「がおーっ!!」
私の手元にコンパクトが降ってきた。開くとそこにはフェレットのマスコット。
「まさか……!」
「6人目のプリキュアペコ!」
「みらんさん!」
「大丈夫、なぜだか分からないけど、私がやらなきゃいけないことは分かるから。私が生んだ敵は私が倒す!」
瞬きをして、深呼吸をする。そして--。