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プリキュアアラモード♡和と優しさを

第4章 後日談

         ***

「きゃあぁぁ!! あきら様~」

「ゆかり様~」

「みれい様~」

 あきら先輩とゆかり先輩に続いて、何故か私のファンクラブまで出来てしまった。

 あきら先輩とゆかり先輩がイケメン&色仕掛でうまく言ってくれたようだ。もちろん、あれから陰湿な苛めもおかげ様でなくなった。

 けれど……。

「これはなんか違ーう!」

「あらぁ、いいじゃないの。面白いわ。フフフ。ところでみれい、好きな人とかいないのかしら?」

「あ、あきら先輩です!」

「ちょっ……」

「フフフ……。あきら、良かったじゃない。いちかはわたしが独り占めするわ」

「えっ……そ、それは!」

「冗談よ。フフフ。あきらってば、可愛い」

「かっ、からかうなよ!」

 二人の会話を聞いて、笑う。こんなささやかな日常が今は、とてつもなく幸せで大切な時間。

「あきら先輩、てんぱってる~~! 私は、キラパティのみんな大好きだよっ!」

「もぅ~みれいちゃん!」



fin.
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