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卑怯なボクは深海魚

第10章 違和感のある感情


開始のブザー音と共に館内が暗くなり――――…雰囲気の有る画面が表れる



最初はお知らせと予告編が出てくるのは定番だよな…



「あっ…」

「ヒッ!な…何ですか!?先輩?」



「あ~…ちょっと席ははずす…忘れ物した~」




俺は席を立つと…辻山の隣をそっと離れた



「ちょっ、///先輩!?」




焦る辻山の声…






俺は後ろを振り向かず、出口にでる――――…



館内はすでに暗くなっていて足元が覚束無い





「ったく…座る前に買っておけば良かった…」






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