卑怯なボクは深海魚
第14章 これは…デートですか?
流石に…短期クリーニングのバイトは契約も切れ…行かなくても大丈夫なのだが…
ボクの夏休みの課題は一行に消費はされなかった
夏のバイトは、やる気も体力もどちらも奪う――――…とは、聞いていたが…ここまでとは!!
「しゃ~…ねぇなぁ…まずは数学から終わらせるぞ!」
先輩は課題を開くと…ボクの隣に座り直す!?
「///えっ!!先輩は自分の勉強を――――!」
「いやいや、この量――――!逆に気になって勉強出来ないから!それに、教えながらやったら俺の復習にもなって一石二鳥だ」