卑怯なボクは深海魚
第14章 これは…デートですか?
「///んっぱっ!!先輩!?」
ボクは口を押え先輩から離れる――――!
先輩はシーっとひとさし指を口元に置き周りを見渡す――――…
ボクもつられて周りを見るが――――…端に座っているボクたちにを誰も見ておらず…ボクはホッとした
「案外…この場所って死角だって知ってたか?」
「///し、知りませんよ!…ビックリした…」
先輩はもう一度口元にひとさし指を置き…
ボクとの距離を積めた――――…
「舌――――…火傷したんだろ?やると思った…また、舐めてやろうか?」
「///からかわないでくださいよ…」
ボクは恥ずかしくてうつ向く…すると、先輩の手がボクの手をキュッと握る
「からかってねーよ……」
そう言うと…スッと手が離れた――――…
手が離れた瞬間…少しだけ寂しくなった…
もっと…触れられたかった…
ボクの欲が…顔を出す――――…