卑怯なボクは深海魚
第14章 これは…デートですか?
ボクはその一部始終を見ていて――――…
なんだか場違いな気分になり…気を落としていた
「――――…なにしてんだよ…早く座れよ」
「――――…ぁ…はい…」
先輩に促されボクは席に着いた
課題がテーブルに広がり…勉強をしていた証が散乱している状況だが…ボクは勉強なんて出切る状態ではなかった
「///小さくて可愛い…子…でしたね…」
「――――…そうか?」
そして、ボクは自分の立場を思いしる――――…
「先輩――――…これから予定あるんじゃ…ないですか…
早く…彼女さんの所に行ってあげてください…」
「――――は?辻山なに言ってんの?」