卑怯なボクは深海魚
第15章 秘密の関係?!
ボクは踞る先輩の近くに行って座った
屋上の出入り口から見えない場所――――…誰かが入ってきても直ぐには見えない穴場スポット!
「春太さん…疲れてませんか?」
「疲れてる…久しぶりの学校だし――――…俺、笑顔引きつってたかも…」
ボクは先輩の凹んでいる姿に愛おしさを感じる
「///大丈夫でしたよ?いつもの爽やかなスマイルでした!相変わらず騙すの上手いですね!」
「はあ?騙すって――――…人聞きの悪い…
つ――――か…健太///俺のこと見てんだな…」
「そりゃぁ…///好きな人のことって目で追いかけてしまいますから…」
「あ~…それ…解るかも――――///!」
先輩は、しまった!!みたいに口を手で塞いだ!
「///先輩も――――…?」
「バーカ…言わねぇよ!」
先輩はそう言うとボクの手をキュッと掴んだ――――…
――――…ツンデレって…言うのかな?こう言う人のこと