卑怯なボクは深海魚
第15章 秘密の関係?!
時計を見ると午後の授業がもう少しで始まってしまう…
「――――ボクも戻らないと…」
少しの後悔と名残惜しさを屋上に残してボクも教室に戻ろうと扉を開けた――――――――
「何で、早く追いかけてこないんだよ…」
「!!せ、先輩!?」
扉を開けるとそこには少しすねた顔の先輩が階段に座ってこっちを見ていた!
「///えっ、ええ?!先輩――――…授業…遅れるんじゃ?!」
驚いているボクを見て先輩は立ち上り…
ボクを抱き締めた!!
「あれじゃぁ――――…充電…足りないつっーの…」