卑怯なボクは深海魚
第15章 秘密の関係?!
先輩はボクを抱き締めたまま屋上の入り口前で立ち尽くす
「///せ、先輩――――…授業!?」
「行かない――――…サボる…」
///え~…さっきと言ってることが違う…
「///先輩――――…誰かに見られちゃいますよ…ここ…」
ボクは少しだけザワつく下の階の人気にビクビクする…
「///秘密――――…だしな…ちょっと緊張する///
でも――――…離れたくない…」
先輩がだだっ子のようにボクを抱き締めながら屋上の入り口付近まで移動する…
そこには出入り口の目隠しなのか小さな踊り場のような袋小路がある…
そのに二人で屈めば――――…下からは誰にも気がつかれない…
「///先輩…?」