テキストサイズ

卑怯なボクは深海魚

第1章 見なかった事には出来ない


時間には余裕がある


ボクは菊池からゴミ箱を受け取り…校舎裏の焼却炉まで持っていく…




「お、1年――――…ご苦労様」







ボクは、ゴミ箱を抱えながら…緊張で固まった




しまった――――…今日の焼却炉当番…





長谷川先輩だった――――…





ボクは、隠していた自分の中で暴れる本心を必死に押え――――…





「――――…先輩お疲れ様です」




と、笑顔で挨拶をする





ストーリーメニュー

TOPTOPへ