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卑怯なボクは深海魚

第4章 不愉快なオアシス


ビビったのだ――――…



手の震えは…



今までに感じたことの無い――――…不安と恐怖で震えていた…



失敗した…と、言う――――紛れもない事実がある…



バレたら――――…俺は…




どうなってしまうんだ?




今は…後輩だけが知っている事だが…




あれが…後輩じゃなかったら?




店員だったら?




警察だったら?




――――――――…





俺の背は…



冷や汗でしっとりして行くのが解る





俺はコンビニを背に――――…走り出していた




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