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卑怯なボクは深海魚

第4章 不愉快なオアシス


走って――――…


走って――――――――…



走って――――――――――――…





俺は…













あの――――…公園にたどり着いた








どれだけ走ったかは解らないが…




公園と…その上にある空は…




暗く――――…夜を知らせていた






「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……クソ…クソ――――」



俺は、あの日――――…後輩に手を引かれ向かった公園の一本木の前に…



崩れ落ちた――――…










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