隣の芝生
第1章 後――――…
血生臭い感じがして…
早くシャワーを浴びたかった
「――――…血…めんどくせぇな…」
変な臭いだし、こびりついたら取れないし…
そんなことを考えながら頭からシャワーを浴びる…と、その時
バスルームの扉が開いた…
「――――…入ってくんなよ…」
そこにには…
実の姉であるスミレが立っていた
「――――いいじゃん…私も洗ってよ」
「――――チッ…」
俺は舌打ちして…全裸で目の前に立つ…姉さんに苛立ちを見せる
「欲求不満なんたから…丁寧に洗ってよ…」
そう、俺と姉さんは…
そんな関係だ