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第1章 夢



ギリギリセーフ

アタシの大好きなのはハードル
跳びながら走るのが大好き
でも身長150センチしかないアタシは手足の長い人に比べると不利

でも絶対に絶対にハードルの選手になる



「1年!!今日はハードル二人づつ走って秒数測るから」


「「「はい」」」


「準備してぇー」


ざわざわ


「しっかし今日は災難だよな
チッコイ女はぶつかってくるし
部活は男子が集まんなくて帰るしかねぇし」


「キョウそれはしょうがないよ」


「てっ
噂をすればさっきの子じゃん」


「やっぱ陸上やろ?」


「ハードルみたいだね秒数計りかな?」


「あんなチビッ子でハードル跳べるんかよ」


「また転んじゃうんじゃない?笑」


「ちょっとお手並み拝見で暇やし見てみるか」


「リュウもいいなら僕は構わないよ」


「いいんじゃない?
キョウが見てくなんて言い出すの珍しいから」



ざわざわ

「次ー
泉ー鈴木ー」



「「はい」」



「わぁぁおぉ
チビッ子と一緒に走るの手足長っ」


「うちのバレー部にほしいね」




ピィィィィィィィ







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