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部屋の窓

第4章 友達?

「あ、あのね?」


「ん?」


とは言え何喋って良いか解らない……。


「悠斗が……」


「ん?俺が何?」


悠斗がスキ。

そう言いたかった。


でも…

「悠斗と友達になれて良かった」

なんて言っちゃった。

そしたら
悠斗はニコニコしながらこう言った。

「俺も!舞柚って面白いし最高の友達だ」


最高の友達か……。

やっぱり悠斗にとって
私なんてただの友達なんだよね。

墓穴掘っちゃって私ってバカだな…。
ひとりで舞い上がって何やってるんだろ。


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