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部屋の窓

第5章 夏休み

机に向かったまま窓を眺めていると悠斗が勢いよく窓を開けた。


「きゃっ!?」


あまりの勢いに驚いたと同時に思わず笑ってしまった。

「悠斗、その頭ひどすぎっ」


「今起きたんだよ。てかエアコンぶっ壊れて部屋サウナ状態ー」


「それは大変だぁ!良かったらこっち来る?」


「え!良いの?」


良いに決まってるじゃん!
いつだってウエルカムなんだからっ///

悠斗は、慣れた足取りで部屋に来た。

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