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部屋の窓

第5章 夏休み

夕方になり、ママが干していた洗濯物を持って上がってきた。


「やるなら最後までやらなきゃ?」


「んん…ごめんなさぁい」


綺麗に畳まれたかけ物をベッドにもどす。


ふかふかで柔軟剤の良いにおい!!


でも良く考えたら悠斗自分の布団持ってくるよね…//この布団使うわけじゃないのに、張り切りすぎちゃった。
私ってやっぱり馬鹿だなぁ。


あくびをしながら下に降りてリビングのソファーに座る。

「今日パパ会社に泊まるから夕飯早めに済ませようか」


「えっ!パパ帰って来ないの?」


「仕事忙しいんだって。夕飯、ラーメンサラダで良い?」

「いいよー」


ママと二人でご飯は寂しいけど、夜パパがいないのはラッキーすぎる!
張りきってお手伝いまでした。

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