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部屋の窓

第5章 夏休み

「悠斗なんでいるの?」

「約束したじゃん」

「そうじゃなくてぇ……」

「あ、窓開いてたから勝手に入っちゃった!ごめんな?」

「いいけど…いつからきてたの?//」

「30分くらい前かな」

「えぇ!ごめんっ//」


悠斗に寝顔見られるなんて恥ずかしすぎるよ……///
悠斗といるだけでも恥ずかしいのに!!

「早速課題やっちゃおーぜ」

「そうだね」

悠斗とは学校も、学年も別だから 移し合いとかは出来ない。
自分で頑張るしかなかった。

書いた似顔絵を見られない様に表示をめくり、シャープペンを持つ。


「悠斗勉強すき?」

「うーん。嫌いじゃないよ」

ちらっと悠斗のプリントを見るとスラスラ問題を解いていた。


「悠斗すごーい!!」
「そう?」

「私、勉強苦手だから…」

「教えてやろうか?」

「良いの?」

「クーラー貸してくれるお礼だな!」

そう言って悠斗は私のプリントに目を通した。

方式とか一つ一つ丁寧に教えてくれる。先生より解りやすい!

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