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あゆはえっちな下着のモデルさん☆

第3章 電車で……

今日は何度びっくりすれば済むのか。

あのぶーくんが、こんなにカッコ良くなって、イヴで働いてて、さらにはあのアユムくんがぶーくん。

「ごめん、もうぶーくんなんて呼ばない方がいいよね?」

ぶーくんの本名は支部 要。だから苗字から取ってぶーくんと呼んでたんだけど。何気に気に入ってたんだけど。
今華々しい活躍をする彼には似合わない気がした。

「いえ、ぜひぶーくんのままでお願いします。僕は僕ですから」

「そっか……分かった!」

イメクラの女の子達にはバレないようにしよう。
シメられそうだ。

「じゃあ、僕は次が最寄駅ですので失礼しますね。……くれぐれも、露出の多い洋服は控えていただくようお願いします」

「ケッ、ケッ、ケントウシマス」

にこりと笑って頷いた彼は、また連絡しますね、と残して爽やかに去って行った。

アユムくんの噂はよくきいている。
優しくて、爽やかで、包容力の塊のような人。
ホストの中では、相当珍しいタイプだって。

私は正直疑ってた。
そんなホストいるか。
その職に就いてる時点でそんなのありえない、キャラクター作りだって。

でも今日確信した。
アユムくんは、優しくて、爽やかで、包容力の塊のような人。人一倍頑張り屋さんで、人の痛みがわかる人。
きっと彼は、もっともっと高いところまで行くんだろうなって確信した。

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