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あゆはえっちな下着のモデルさん☆

第4章 イメクラガール、アミ

「本当にお疲れ様。それと、これあげる」

そう言う真紀さんの手にはフェアリーの紙袋。
わたしの大好きなブランドなんだけど、結構お高いからなかなか手を出せなかったりする。

「い、い、っいいんですか?!」

とたんに元気になるわたしに優しい笑みを浮かべながら紙袋を渡してくれた。

「どうぞ。前好きって言ってたから」
「ありがとうございます!!ひー元気出た!!」
「それは良かった。実は知り合いにフェアリーのデザイナーさんが居てね。ここのブランドが大好きな女の子がいるって言ったらくれたんだよ」
「相変わらず凄いコネクションですね……」

前から思ってたけど、知り合い凄すぎ。
大物ばっかり。

「あ、後、それまだ発売前のみたいで」
「何ですと?!」
「2週間後に出る新作なんだって。だから外に着ていくのはそれからにしてくれると嬉しいって」
「は、はい……!」

新作!
ほっやほやの新作!!
新作どころか発売前の……?!
ねぇ、いいの?!
ちょっと中見えたけど、ワンピース3着とカットソー2着は見えたよ……?
フェアリーの洋服ってカットソー1着でも安くて3万とかするよ?

頭の中は疑問符だらけ。
だけどありがたいから貰っとこう。

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